遠山の紅葉

遠山郷の平均的な見頃は10月下旬から11月上旬ですが、上村のしらびそ高原など、標高の高い場所では10月上旬から染まり始めます。
また、年によって盛りの時期、色づき異なりますので、大切なドライブ旅行の際には事前にアンバマイ館へお問い合わせください。
また、写真がお好きな皆さんにとっては、陽射しの方角も気になるところ。谷の地形が複雑な遠山では、刻々と山肌の表情が一変します。
四方を山に囲まれた遠山は、谷全体が紅葉の名所。その中でも、特にお勧めのスポットをご紹介しましょう。

しらびそ高原エコーライン(見頃:10月上旬~中旬)
白樺の紅葉などは10月上旬から。景色に見とれて、対向車との衝突や転落などに気をつけましょう。

小嵐公園(見頃:10月中旬~下旬)
東方向は、黄や赤に染まった木々の向こうにそびえる聖・兎岳が素晴らしい。西方向も植林が少なく、鮮やかな紅葉が楽しめる。午前中がお勧め。

下栗の里(見頃:10月中旬~下旬)
間近にそびえる南アルプスと、急傾斜にしがみつく素朴な民家。写真ファンが一度は訪れる、いわずと知れた日本のチロルです。

須沢(見頃:10月中旬~下旬)
急傾斜地としてのロケーションでは下栗に負けていません。本谷川の上流にそびえる聖岳・兎岳をご堪能ください。


遠山森林鉄道遊歩道(見頃:10月中旬~下旬)
軌道跡沿いに咲き誇るもみじ、目の前に迫る上河内岳の威容。

小嵐渓谷(見頃:10月下旬~11月上旬)
小嵐川左岸の垂直な絶壁が鮮やかに彩られます。青崩峠へ向かう途中の国道152号や、兵越林道、此田集落などから、午前中に眺めるのがお勧め。

荒渓谷(見頃:10月下旬~11月上旬)
国道152号線沿い、遠山川とその支流池口川の合流地。深くえぐれた岩壁と紅葉の調和が美しい。

梶谷の枝垂イロハモミジ(見頃:11月上旬~中旬)
せせらぎの里から車で三分。大岩の上から、道路を覆うかのように枝垂れています。