その頃、遠山の人たちは山中に4メートル四方ほどの円形の炭焼き窯を作り、小屋を建ててナラやシデの木を焼いて黒炭を作りました。できた炭はカマス(炭俵)に入れ、馬や人の背で和田の商店街まで運んで出荷しました。
その頃、遠山の人たちは山中に4メートル四方ほどの円形の炭焼き窯を作り、小屋を建ててナラやシデの木を焼いて黒炭を作りました。できた炭はカマス(炭俵)に入れ、馬や人の背で和田の商店街まで運んで出荷しました。
カマス 北部活性化推進協議会(以下「推進協」)は、大島や池口など、和田北部地区の消防団OBが中心となり、平成四年に発足しました。
推進協が現在、力を入れていこうとしているのが炭焼事業です。
かつてはどの家でも炭は必需品でしたが、現在では囲炉裏をもつ家もなく、炭を焼く人も少なくなりました。けれど炭の消臭能力や浄化能力は注目されていますし、バーベキューなどには必需品です。
池口には昭和60年代に炭焼き窯と炭の貯蔵施設が作られ、地元の人たちが利用してきましたが、推進協が大々的に炭焼きに取り組むのは今回が初めてです。
平成16年1月には、協議会のメンバー8人が集まり、炭焼窯の屋根を修繕しました。
炭焼窯の修繕炭の材料はナラやサクラ、アカシヤなどの広葉樹。2月から試験的に自家用の炭を生産し、質が向上・安定すれば販売したいと考えています。
すでに地元のスナックから、夏場のバーベキューに使いたいという申し出が来ています。 推進協会長の小澤誠一さんは、次のように語ります。
「いずれは年に1〜2回、炭焼きの体験ツアーを受け入れていきたいですね。また、北部地区にも空き家が増えてきたので、そこに泊まりながら一週間ほどじっくりと炭焼きをしてもらうのもいいのではないでしょうか」
北部活性化推進協議会のみなさん